12月9日、文京区教育センターの先生方をお招きして『移動科学教室』を開催しました。約40人の2年生が参加。3つのコーナーに分かれ、身近なものを使って楽しく科学を学びました。
『発見コーナー』では、「ペットボトルに入った水をどうやったら早く出せるか?」をみんなで考えました。「振ったらいいんじゃない?」「たたいてみたら?」さて、結果は…。
まず、普通に水を出すと、10秒以上かかりました。
次に、先生がペットボトルを振ると、さっきよりも早く水が出ました。これは、ペットボトルの中に早く空気が入るから。
そこで先生が「ストローを使って、空気を早くたくさん入れたらどうなるかな?」と提案。先生が実際にやってみると…
なんと、2秒!!
これには子どもたちもびっくりした様子で、「すごーい」と歓声が上がりました。
他には「水を入れたビニール袋に鉛筆を刺しても水が漏れない」「1番早く磁石が落ちる材質はどれ?」といった実験をみんなで行いました。
『体験コーナー』では、空気について学びました。空気の流れや空気抵抗の説明を聞いた後、ドライヤーの上で発泡スチロールを浮かせる実験をしました。上手に浮きました!
その後は、良く飛ぶ紙飛行機の折り方を教えてもらい、みんなでチャレンジ!うまく飛んだかな?
『制作コーナー』では、風について学びました。羽の多い風車と、少ない風車ではどちらが早く回るでしょうか。
羽の多い風車の方が早く回っているように見えますが、実は羽の少ない風車の方が早く回っているそう。
最後は風車を1人1個つくりました。くるくる回ってきれいです!
普段とは違う科学の実験や制作に、みんな楽しそうに取り組んでいました。
文京区教育センターの先生方、参加してくださった皆さん、ご協力いただいた方々、どうもありがとうございました。